ナショジオチャンネル「潜入!グーグル社の舞台裏」(原題:Inside Google)をみました。
印象的だったところだけ、うろおぼえまとめ。

■「Don't be evil」(邪悪になるな)
googleの社訓。
実際に邪悪だと判断されて、立ち消えになった案件もある。
(具体的にどういう案件かについてはさわらず。)

gmailについても取り上げ、メール本文の情報を元に広告を出すしくみについて、社内で賛否が激しくわかれるほどの大騒ぎになったと、うれしそうに語る開発者の話。
議論は1年かけて慎重に行い、結果的に4月1日という冗談みたいな日にオープンしてみて成功したという冗談みたいな話。

■googleの新卒採用
最も優秀な新卒にAPM(アソシエイト・プロダクト・マネジャー)という地位を与えるそうです。
この地位に就くと、業務範囲は幅広く、責任の重圧がのしかかり、技術についても理解できていなければならず、大変な仕事だと取材に応じていたAPMのひとは語っていた。

ちなみに番組を見終わったあと、APM(アソシエイト・プロダクト・マネジャー)でググってたら日本の場合のがでてきた。
こりゃあ大変な仕事だね!

■もっとすごいおもちゃを作ろう。お金は私が出すから。
googleに買収されちゃったひとのインタビューでのたとえ話。
買収を持ちかけられたとき、自分のおもちゃで遊ぶ子供に、大人がそう言ってるように感じたと。

■google内にある「偏見」とまとめ
googleはたくさんの応募者が殺到する企業となっている反面、googleから他の会社へ転職をするケースについての取材。
なかでもgoogleからfacebookに転職したひとにインタビューしている。
転職理由は「人間的なコミュニティーを大切にするサービスに共感したから」(表現はビミョウに違ってたかも)と述べていた。

つまり、googleの社内には、facebookのように友達とのおしゃべりのようなものには価値をおかず、あくまでも交流より情報が大事という「偏見」があるとまとめてた。




【感想など】
印象的だった部分については上記であり、それぞれになるほどなあと思うことが多かった。
他にも仕事のスタイル(ホワイトボードを使った手法)や、MTGは立ったままや、散歩しながら行うとか、見た人によって共感する部分はそれぞれあると思う。

5時間かけたMTGで結論が出ないなんてバカだ、みたいな話もどこかできいたことあるのですが、必要とあれば1年でも議論するスタイルに驚き。

この番組を見て、まえにディスカバリーチャンネルで同じような番組を見たことを思い出した。
「ネットビジネスの勝者」シリーズ 「ネットビジネス:グーグル」

こっちは、創業者のふたりの簡単なプロフィールとか、検索結果のランク付けの仕組みとか、グーグルの語源(10の100乗)とか、利益をあげた理由とかで、もう少し一般的な内容が多かったと記憶している。。(たぶん
そちらよりも今回のナショジオのコンテンツのほうが、Inside Googleというだけあって、内部にいるひとの語りがたくさん聞けて私の好みかなあ〜。

ぜひおすすめなので、みんな見るといいね!
次は6月24日(金)の夜9時から再放送があるみたいだよ。